| 07/08 Lifepoint Hospitals |
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ライフポイント・ホスピタルズ Lifepoint Hospitals, Inc. 地方の病院をネットワーク化 本社:テネシー州、ブレントウッド市 人口10万人以下の小都市にある病院を次々と買収して、資本と経営ノウハウを注入して活性化し収益を挙げてゆこうというビジネスモデルを展開するのがライフポイント(Life point Hospitals,Inc)だ。(NASDAQ:LPNT、http://www.lifepointhospitals.com/)現在、18州で49の病院を経営している。売り上げは、2006年12月24億3900万ドル(約2760億円)、前年2005年は18億5500万ドル(約2070億円)、2004年は9億9600万ドル(約1035億円)で飛躍的な成長を続けている。設立は1999年、 アメリカの病院経営大手ホスピタル・コーポレーション・アメリカ(HCA) のスピンアウトした人たちが起業した。
【地方病院のメリット】 ライフポイントが地方の病院に着眼したのは、小都市の病院経営は次のような3つの利点があるからだという。 第一は、大都市圏と比べ競合が少ないことだ。地方は人口が少ないが病院も少ない。開業医のクリニックなどはあるが、病院は域内に1件だけというのが一般的だ。次に、地方の病院はそのコミュニティの中核的な存在として見られていることだ。患者のローヤルティが高く、医師、職員の人間関係がスムーズで、協力体制が敷きやすい。患者の囲い込み、スタッフの定着率を向上させやすい環境だ。最後に、地方のほうが買収の機会が多く、容易であるとことが挙げられる。地方の病院は、非営利団体や政府機関が経営するものが多く新規の資本が確保できないという課題に直面している。 ライフポイントが経営する地方病院のうち25件は、営利団体から買収したものである。先進の医療設備・器具の購入、 複雑化する医療保険などの情報管理システムのアップグレードなど、病院の競争力維持に資本は常に必要だ。より高度な医療サービスを求める患者は、離れていても都市圏の病院へ通院するようになり、地方病院の患者数減少が進む。危機意識をもつ地方病院も多い。資本を欲する地方の病院、資本を提供するライフポイントの接点は濃密に合致してのである。 【ビジネスモデル】 ライフポイントは、 病院を買収するとハード、ソフト両面でのアップグレード資金を投入する。周辺住民の医療ニーズをすべて満たすように診察科目を広げる、医師を増員する、 ヘルスケアの質の向上を図る、などを行う。小都市の住民が対象なので地域の特性にフィットした病院経営をすることもできる。また会計システム 人事・福利厚生プログラム、税務・法律問題管理、リスクマネジメント、職員教育などの経営ノウハウも提供する。それがライフポイントのやりかただ。また医療用品は、傘下の病院全体で一括購入することでコスト引き下げを図る。ライフポイントは各病院の収益を平均18パーセント向上させているという。ライフポイントの設立は1999年。2000年から買収活動を開始したが、本格的な買収は、2005年から2006年にかけてだ。 人口が数万人規模の都市で、ベッド数200前後の病院が主要ターゲットだ。以下に2006年の買収例を示す。2006年はバージニア州とウェストバージニア州の小都市をターゲットにしている。 2006年ライフポイントが買収した病院例
【病院のコモディティー化】 買収を重ねる一方で、ライフポイントは、 11件の病院を売却している。2006年と2007年に売却した病院の中には、その前年に買収した病院が混じっている。 買ってみたけれど、経営改革が困難な病院だったからか。収益が上がるようになって転売したのか。短期で繰り返される買収と売却に、医療サービスを提供する病院がコモディティーとして扱われている感は否定できない。 2006年以降ライフポイントが売却した病院
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