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Cheesecake Factory (2005/10) |
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チーズケーキファクトリー(CAKE):98店を全米展開-カジュアルダイニングチェーン
(本社:カリフォルニア州カラバサス市)
わが社が入居しているビルの1階にあるのが、行列ができる店の代表格「チーズケーキファクトリー」(ナスダック:CAKE)です。ケーキだけでなく、食事も酒も出すのがこの店の特徴で、とにかく常 に混んでいます。毎週金曜日には、昼夜とも席を待つ客が店の前に溢れ、通行にも困るほど。繁華街の真ん中に忽然とできた人だかり、この人気振りを見て、また客が増える、という具合です。暖かいアースカラーで統一されたコンテンポラリーなインテリアで、食事をすれば心から幸せになれるレストランです。
2004年の売上は、2003年の7億3,100万ドルから25パーセント増加し、9億1,600万ドルに達しました。利益は6,600万ドルで、前年の5700万ドルの15パーセント 増となっています。1978年に1号店を開店し、2005年現在の店舗数は98(すべて直営店)。1992年に上場し、これまでゆったりとしたペースの成長を続けてきた同チェーン が、今一挙に新設店舗数目標を引き上げ(2005年は17店、2006年は21店)と全米展開に取り組んでいます。株価は過去5年間で93.64パーセ ント増加。社員数は22,200人(うちレストランスタッフ21,400人、ベーカリー600人、本社勤務200人)です。1975年に夫婦が始めた家内工業のチーズケーキ屋がルーツです。
【ビジネスモデル】
チーズケーキファクトリーは外食産業の中で、「アップスケールカジュアルダイニング」のカテゴリーに分類されます。料理のスタイルは、アメリカ・インターナ ショナル料理。カジュアルダイニング系レストランの中で、チーズケーキファクトリーが快進撃を遂げているのはそのビジネスモデルに理由があります。
(1)豊富なデザート、フルバー
従来のレストランはデザートのメニューが少なく、多種のデザートを提供するベーカリー系レストランは逆に食事のメニューが少なく、アルコール飲料を出さないのが一般的です。チー ズケーキファクトリーはフルバーを備え、ワイン・ビール、マティーニなどのカクテルを提供しています。デザートはチーズケーキだけでも40種類から選ぶことができます。売上に占めるデザートの売上は15パーセント、アルコールドリンクの売上は13パーセントで、甘党も辛党も一度に満足させるレストランであるといえます。
(2)多品種・クリエイティブなメニュー
ピザ、サラダ、サンドイッチ、ステーキ、チキン、パスタ、ハンバーガー、オムレツなど、200種類を網羅。消費者の嗜好の変化に対応するためメニューは年2回見直しています。
(3)品質の良い食材を使用
カジュアルダイニングレストランとしては、こだわりをもった新鮮で品質の高い素材を利用しています。
(4)手ごろな価格
単品の価格は7ドル95セントから29ドル95セントまで。客一人当たりの平均売上はここ3年継続して増加しており、2004年は16ドル65セントでした。
(5)サービス
訓練を強化しフレンドリーなサービスを行うほか、週7日営業、遅い午後、深夜の時間帯も店を開けています。
(6)ロケーション
繁華街に絞って出店。域内の住民、ビジネス客、観光客をターゲットにしています。店舗の広さ・設計は、進出する場所に応じて柔軟に対応しています。新店舗開設コストは平均で82万5,000ドルとなっています。
(7)行列のできる店を演出
店内のテーブルが空いていても、店頭で客を待たせることで話題づくりをしています。ただし、待ち時間には19ページのカラフルなメニューが渡され、着席と同時にオーダーするため、テーブル当たりの回転率は良いのが特徴です。なおメニューには、高級デパート、時計などのフルページカラー広告が数10点掲載されています。
【歴史】
1940年にチーズケーキの家内工業として、オスカー・オーバートン夫妻がデトロイトで創業したのが始まりです。夫人が子育てに専念したため一時休業 し、1975年にロサンゼルスに移り住みチーズケーキの製造を再開しました。当初は、夫人がケーキを作り、夫が営業でレストランなど回り、チーズケーキに特化 した製造卸を行っていました。1978年に息子のデビット・オーバートンがビバリーヒルズにレストランの第一店をオープンし、1983年に2号店をマリナデルレイ(ロサンゼルス郊外)に開設した頃から、ローカルレベルで人気レストランとして注目され始めました。現在は全米98店展開、また1999年に新レストラン 「Grand Lux Café」をラスベガスのベネシアンホテルにオープンしたのを皮切りに全国展開を図る計画となっています。
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